80歳要介護 バリアフリーリフォーム補助金自己負担いくら?

リフォーム

1.介護保険で住宅改修の目的

70歳代までは元気だったが、80歳を過ぎると足腰が弱くなった、
という話をよく耳にします。
高齢者の事故の8割が家の中で発生しています。
自宅での事故防止を防ぐとともに家族の負担を軽くし、本人が安心安全に暮らせるように

自宅を改修することが必要となります。

2.リフォーム補助金の対象者は

  • 65歳以上で、要介護、要支援の人
  • 40歳~64歳で、要介護、要支援、かつ、
    ガン・リュウマチ等の特定の病気の人

3.その住宅は、娘の家でいいの?

自分の住宅はあるけれど、近くの娘の家で過ごす時間が多いので、
娘の家を介護保険で住宅改修したい→ダメですね。
改修を行う住宅が、利用者の被保険者証の住所と同じものであり、
実際に利用者が居住していることが必要です。

4.リフォーム補助金の対象となるのは

玄関・廊下・風呂・トイレなどへの手すりのとりつけ、
②床の段差をなくす工事、
③すべりやすい床材取替工事、
④室内ドアを開き戸から引き戸へ変更、
⑤和式から洋式便器へ変更、
その付属工事などとなります。

5.申請は、市町村への事前に申請することが必要です。
近くの「地域包括支援センター」や市町村にお尋ねください。

6 補助金は、一人当たり20万円(消費税込)です。
夫婦ともに要介護要支援なら、40万円となります。


自己負担は、本人の収入によって異なります。

1割負担、2割負担、3割負担とありますが、
たいていの方は1割負担なので、
20万円の工事なら、2万円が自己負担となります。

なお、1度に20万円全部使う必要はなく、今回は10万円の回収、
5年後を目途に10万円の回収でもOKです。

 20万円は1度きりですが、例外が2つあります。

①自宅から引越したときは、改めて20万円の補助金が使えます。
②介護のレベルが3段階アップすると、再度20万円の補助金を申請できます。

なお地域によっては「要介護」認定はされていなくても、
高齢の方がお住まいであれば、バリアフリーリフォームのための補助金を
受給可能な場合がありますので、お住まいの自治体へお尋ねください。

7 補助金申請の時期は、工事に着工する前に申請することが必要です。
受付期間中での予算の上限に達したら締め切られる可能性がありますので要注意です。

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