住宅ローン審査 流れとポイント

不動産売買

この家を購入したい、となると、
まず、住宅ローンの審査となります。

住宅ローンの流れですが、

まず、欲しい物件の金額が決まった場合、
取引銀行などの金融機関に必要書類を揃えて
事前審査(仮審査)に出します。
事前審査が通れば、信用保証会社が行う本審査があります。

事前審査が1日~1週間、本審査が1週間~2週間、
本審査に通れば、売買契約を行い、手付を支払い、
その後、決済(融資実行と物件の引き渡し)となります。

事前審査には、事前審査申込書、源泉徴収票、確定申告書や健康保険証、
運転免許証等が必要となります。

事前審査に不安がある人は、事前に個人信用情報を取得しましょう。
キャッシングの滞納、携帯電話や自動車ローンの滞納で、
保証業者が代位弁済をするとブラックリストに記載されます。
信用情報機関として、シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、
全国銀行個人信用情報センター(KSC) があります。
本人なら手数料は1千円ほどかかりますが、簡単に取り寄せることができます。
もしブラックリストに掲載されていたとしたら、債務整理後、
最低5年間は情報が残ります。
よって、その期間内なら、住宅ローンは、難しいものとなります。

年収における年間のローンの返済額の割合(返済負担率)は、
フラット35は、年収400万以上の人は35%、
例えば年収400万円の場合、140万円(年間返済額)、月11.6万円迄借りれます。
400万未満の人は30%となります。

しかし、ぎりぎりまでローンを組むと、その後が苦しくなります。
固定資産税、団体信用生命保険料等が発生するからです。

頭金ですが、住宅購入資金3,000万円とすると、
少なくとも1割の300万円は用意しましょう。
フルローンという手もありますが、借入金として、月々の支払い負担も大きくなりますし、
金利の負担もあり、後々苦しくなります。

夫婦でローンの時は、信用情報をチェックしましょう。
一方が信用情報に傷がある場合、ローン審査に落ちてしまことがあります。

審査に甘い銀行はあるのか? 
独自の信用審査をおこなっている金融機関もあります。
審査に通っても、金利が相当に高い金融機関もありますので、十分な注意が必要です。


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