右見ても、左見ても 空き家!

相続

昨年4月に隣組長に就任から11カ月経過し、3月末に新組長に引継ぐ事になっている
25年前に引越してきて3度目の隣組長である 

現在16世帯で隣組を形成しているが、77歳を過ぎると隣組長の役割が

免除されることになった
そうなると、5年に1度目隣組長が回ってくることになる

空家も8軒あり、年に2回のクリーンデーでも管理が行き届かない

今後、独居老人の増加や高齢者の介護施設への入居等で益々過疎化が

進んでいる事を切実に感じている

建物がある土地は、土地の固定資産税が六分の一まで優遇される特例があり、

田舎の土地は市場性が低く、また、解体費用の金額がかさむため、
更地化が進まないのが現状である

平成27年5月に空き家対策特別措置法が施行され、解体への強制措置や

税制の特例排除が盛り込まれているが、緒に就いたばかりである

木造の空き家廃屋を購入された方から相談をうけたが、現場に立ち入ると、

湿気とカビの淀んだ空気、着物の入った古ダンス、ベット床が抜け、瓦屋根が傾いていた

空き家は、倒壊や瓦等の飛散による被害、放火、浄化槽の破損による汚水の流出、

ごみの不法投棄、景観の影響等で、そこに暮らす住民に潜在的な不安をもたらす
大変深刻な問題だ

現場を知る我々不動産界が行政と協力し、真剣に空き家対策に
取り組むべきことを日々実感している

タイトルとURLをコピーしました